びわリハ大 発! 空手道に学ぶ、未来の大学教育
私は再生医療の研究を専門とし、教育では藍野大学を含め基礎科目15科目を担当しています。また、プライベートでは、長男(現高校一年生)と一緒に6年前に空手(琉球少林流空手道 月心会)を始め、今は師範代として空手道の指導に携わっています。今回は、大学の専門の視点からでなく、空手道での指導経験を通じ、これからの大学教育について感じていることをお伝えしたいと思います。
空手道での指導と大学教育には多くの共通点があります。それは、教える側も教えられる側も、そして彼らを支える保護者さんも、皆が真剣に向き合うことで共に成長できるということです。私は空手指導の中で、「なかなか頑張れない、自分ごととして捉えられていない者に、いかに自分ごととして動いてもらうか」という問いに直面しました。これは大学教育でも同じです。かつて再試験となった学生と向き合い、問題点と改善策を共に考えた際、その学生が自ら生活習慣を見直し、計画的に学習し始めた姿は、まさにこの「自分ごと化」の重要性を示していました。学問の内容以上に、学生自身の意識が変わることが大切なのです。学生自身はもちろんのこと、我々教員も保護者さんも「無関心」ではいられても「無関係」ではいられないものです。
学びの効率には「正しい方法、正しいタイミング、正しい気持ち」の3要素が不可欠です。これらを空手道で培ったノウハウとして大学教育に活かし、学生一人ひとりが自らの学業や人生を「他人事」ではなく「自分事」として真剣に向き合えるよう、サポートしていきたいと考えています。
また、月心会で私が範士や師範から学んだことを次の親子へと「恩送り」していくように、私自身も学生と(必要であれば保護者さんとも)関わる中で、共に学び、成長していく姿勢を大切にしています。一人の人間として学生に寄り添い、彼らが地域社会で活躍できる人材に育つよう、微力ながら貢献してまいります。
私を含め、人は変われるし変えられる、いつからでも。
びわこリハビリテーション専門職大学
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