県政NOW 「ちょっと寄り道 七夕まつり」
今回の参議院選挙は、政局に大きな影響を及ぼす選挙となりました。選挙では、手取りを増やす、社会保険料を下げる、消費税の減税など有権者に耳ざわりの良い政策が叫ばれ、果てには外国人規制が争点となり、ポピュリズムに乗じた政党や新興政党の躍進が目立つ結果となりました。一般的に少数与党となると政権が安定せず野党の政策を受け入れることを余儀なくされ、そのための財政支出が増加し、その上、減税となれば財政の健全化はさらに遠のき、将来につけを回すだけでなく金融市場は不安定化するだろうと言われています。国難と言われるトランプ関税など国内外に多くの課題が山積する中、国会議員の方々には、日本の将来を見据えた国民のための良識のある政治を行っていただきたいと願っています。
参院選の公示以降、報道は選挙一色でしたが、7月7日は七夕祭りでした。七夕の由来や歴史には諸説があります。中国では、女性の書道や裁縫が上達するよう、琴座のベガ(織姫)が輝く7月7日の夜に祈る行事が行われ、一方、日本では、棚機女(たなばたつめ)が7月7日の夜に機織りを棚に供えて秋の豊作を祈る行事が行われていました。中国と日本の風習が融合したものが現在の七夕として広まったとされています。また中国では、裁縫が上手な織姫にあやかり、裁縫や書道、詩歌などの手習い事が上達するように祈ったことが始まりと言われ、後に、様々な願いごとを短冊に書くように変化しました。短冊を笹や竹に飾っていますが、まっすぐに育ち、生命力が強い笹や竹には、神様が宿る神聖な植物とも考えられ、子ども達が健やかに成長できるように祈りを込めて笹や竹が用いられるようになったと言われています。
祈りは、社会の安寧や他者への想いを願い込めること、利他の精神であると言われています。社会が混沌とする中、誰もが七夕を祝った幼き純真なこころに立ち返り、より良き社会を築き上げたいものです。






