国分寺市から及川(おいかわ)さん着任
【近江八幡】近江八幡市の地域おこし協力隊員に1日、東京都国分寺から転入した及川由起子さん(44)が着任した。及川さんを含め、市内で活動中の隊員は13人になった。
及川さんは、薬局で調剤事務や薬剤師のサポート業務に12年間従事。2023年の年末から年始にかけて京都を旅行した際にびわ湖を訪れ、新春の湖上から美しい虹を見て感動。滋賀に興味を抱き、移住を考えるきっかけになった。
白雲館を活動拠点に
まちの魅力を発信
その後、東京で開かれた滋賀県の移住相談会に参加し、近江八幡に関心を持ち、2024年8月、初めて近江八幡市を訪れ、多くの人が押し寄せるような観光地ではない柔らかいまちの魅力を感じ、移住を含め「ここで何ができるんだろう」と模索している中で市が地域おこし協力隊員を募集していることを知り応募。応募者4人の中から書類と面接審査を経て着任が決まった。
及川さんは「人生の後半を迎え、これまで自分が経験で受け取ったことをどのように表現し、伝えていくことができるか、後世に残していけるかを地域の人々と協力しながら実践できる可能性を近江八幡市に感じた。市民の方々が、振り返って気づいたり、感じたりしにくい世の中の変化の早さの中で、大切に守り育てられているまちの魅力を発信していきたい」と話す。白雲館を活動拠点に近江八幡観光物産協会への強化支援を軸に地域の魅力の再発見・再構築するプロジェクトの展開に取り組む。隊員の任期は最長3年。
市役所で行われた委嘱式で小西理市長は「地元の人々には、なかなか気づかない近江八幡のいいものを自分の感性を信じて発信していただくことに期待しています。肩の力を張らず、頑張って下さい」と激励した。






