【東近江】 食糧難だった戦時中の食事を小学生が体験したり、戦争体験者の話を聞くことで、当時の暮らしに思いをはせ、平和への願いを育む学習会がこのほど、東近江市下中野町の県平和祈念館で開かれた。
親子17人が参加し、戦時食を再現する同館の女性ボランティアグループから当時の話を聞いたり、当時よく食べられたサツマイモでつくったおやつ「さつま団子」のレシピを教えてもらいながら、調理・試食した。
はじめに、ボランティアグループのメンバーからは、当時は軍への配給が優先され、さらに農村では徴兵で働き手が不足して食糧生産力が低下していた背景や、砂糖の入手が難しかったためサツマイモの甘みを生かし、油を使わずにゆでて調理するさつま団子は、子どもにとって貴重なおやつだったことが紹介された。
調理では、参加者が6月に植えたサツマイモを使った。手ごろな大きさに切った材料をおろし器ですりおろし、小麦粉と混ぜ合わせ、一口大の団子状に丸めたあと、火の通りをよくするため、扁平に成形。続いて沸騰したお湯でゆでて、中まで火を通して仕上げた。
守山市から参加した小学6年生は「普段のお菓子と比べるとあまり味はしないけど、おいしい」、東近江市の中学生1年生は「予想以上に(食感が)もちもちする」と話していた。






