28日、八日市駅で出発式
【東近江など】 近江鉄道では今秋から、通常の営業運転を行いながら、全国で初めてAI(人工知能)で解析して線路異常を早期検知する新車両「ドクターガチャコン」(2両編成、2本)がデビューする。今月28日、八日市駅で出発式を行う。
西武鉄道の車両を譲り受け、新車両・近江鉄道200形として改造したもので、線路を検査する黄色い車体と近江鉄道の愛称である「ガチャコン」にちなんで、「ドクターガチャコン」と命名した。
全国初、映像をAI解析
線路の異常を早期発見
これまでの線路の保守点検については、同社社員が定期的に徒歩や先頭車両に乗車して目視で行ってきたが、人の目視だけでは識別できない異常の発見や社員の負担軽減などが課題だった。今後も人による点検もあわせて実施する。
検査の仕組みとしては、GPSで計測した位置情報を取得しながら、車両前面に設置されたカメラで線路のゆがみや部品の状態を撮影し、その映像をAI解析して異常を早期発見する。
ただし、GPSの電波が届きにくいトンネル内や山間などでは、やはり人の目視が重要だという。同社は、「AI技術を活用した検査車両の導入により、より安全な運行に努めてまいりたい」としている。
なお、ドクターガチャコンのデビューを記念して、ヘッドマークを掲出して運行するほか、キーホルダーやアクリルスタンド、クリアファイルなどの記念グッズを八日市駅で販売している。







