アピア 研究者による基調講演 現職木地師らのパネルディス
【東近江】 木地師文化発祥の地とされる東近江市で11月8日、「伝統の継承と近代化」をテーマにシンポジウムが開催される。会場はアピア4階のアピアホールで、時間は午後1時~午後4時半。
木地師という生業の起源は約1200年前にさかのぼるとされ、平安時代前期の文徳天皇の第1皇子で、皇位継承争いにやぶれた惟喬親王が奥永源寺・小椋谷にたどりつき、ろくろ技術を伝えたのが始まりといわれる。
基調講演「ろくろと万年筆―近代文字文化の基盤―」の講師は、国立歴史民俗博物館の小池淳一教授。海外から輸入された万年筆がしだいに国内で生産され大衆化された背景には、木地師のろくろをめぐる技術の応用があったことを紹介する。
パネルディスカッションでは、全国の木地師・塗師5人が一堂に会し、「木地師における伝統技術の継承とその課題」をテーマに議論する。
コメンテーターとして、基調講演・講師の小池教授や小椋正清東近江市長を交え、これからの木地師のあり方について考える。
出席する木地師・塗師は、川北浩嗣さん(石川県山中温泉木地職人、1991年生まれ)、下村祐介さん(広島県廿日市市木地職人、1996年生まれ)、露木清勝さん(神奈川県小田原市箱根寄木細工職人、1954年生まれ)、長谷川利之さん(福島県会津若松市木地職人、1959年生まれ)、渡邊嘉久さん(長浜市漆職人、1963年生まれ)。
参加無料。申込不要。問い合わせは、東近江市企画課(TEL0748―24―5610)へ。






