功労・永年表彰者たたえる
【東近江】 東近江市地区日本赤十字奉仕団結成20周年記念式典と同奉仕団の1日研修会が6日、八日市文芸会館で開催され、団員や関係者ら約450人が出席した。
式典では、功労者表彰6人と永年表彰153人への表彰状の贈呈が行われたあと、東近江市地区長である小椋正清市長があいさつで、「助け合い、思いやりの文化を育ててもらっている」と謝辞を述べ、今後のますますの活躍を期待した。
続いて1日研修会では、出身地チベットの教育支援活動を行う声楽家、バイマー・ヤンジンさんが、「異文化との出会いが生んだ原動力~日本で得た学びをチベットの子どもたちへ~」の演題で講演した。
故郷の村は、最寄りの都会までバスで2時間、電気はなく車もない。実家は先祖代々遊牧民で、子どもは重要な働き手。両親を中学校の恩師が説得してくれて、200キロ離れた高校、そして四川省の大学に進学した。
20代後半の1994年に来日し、日本人男性と結婚。教育や医療の水準の高さに驚いた。
一方で、同居する義父母から、戦後日本が苦労して復興を果たした歴史を聞いたのをきっかけに、「うらやましがるだけでは何も変わらない。チベットも何とかなる」と、小学校建設を応援する活動をはじめた。
日本人は恵まれすぎて、感謝の心を忘れていないか。地元大阪での独居老人の声かけなどの活動も話し、感謝と思いやりが、心豊かな暮らしにつながると語った。







