東近江地区安全運転管理者協会
【東近江】 東近江管内の事業所約300社で組織される東近江地区安全運転管理者協会は12日、地域の交通安全対策のため導入した自転車シミュレーターを東近江警察署で披露した。
小中学生らを対象に交通安全教室を開く東近江警察署に有効活用してもらおうと、同協会設立20周年記念事業の一環として導入した。これまで県警本部で所有する1台のシミュレーターを県内の各警察署が借用してきたが、コンパクトに持ち運びできる最新型が導入されたことで、効率的に交通安全教室を開けるようになった。
シミュレーターは自転車と画面が連動したもので、実際にペダルをこぐと画面内で走行し、危険を予測しながら自転車の交通ルールが学べる仕組みになっている。
この日出席した協会メンバーらも試乗した。子どもから大人までが利用できるよう難しさのレベルも指定でき、メンバーらは横切る歩行者や追い越す車に注意しながらハンドルを切って走行。左右や後方確認、一旦停止しているかなどもセンサーが感知しており、測定結果を確認しては自身の走行を改めていた。
なお、9月末現在、同署によると署管内では自転車がからむ交通事故が33件発生し、その内8歳から18歳までの事故が66パーセントを占めているという。
同署の山本貴志署長は「未来を担う子どもたちが自転車事故の被害者、加害者にならないよう交通安全意識の醸成を図り、啓発を積極的にしていきたい」と述べた。
同協会の寺嶋嘉孝会長は「自転車の交通ルールをあまり知らないまま運転する子どもたちも多いと聞く。正しい認識で乗れるよう活用していただければ」と話した。







