福祉貢献者を表彰 東近江市社会福祉大会
【東近江】 東近江市社会福祉協議会主催の東近江市社会福祉大会が15日、五個荘コミュニティセンターで開かれた。式典では、長年にわたり社会福祉事業に貢献や活躍した企業や個人、団体に表彰状と感謝状が贈られ、福祉に対する理解と関心を深めた。
式典には、東近江市社会福祉区協議会の森野才治会長をはじめ、来賓の南川喜代和副市長や地元県議、市議らが出席。会場には受賞者や市民ら約280人が参加した。
功績や寄付のあった個人や団体に表彰状や感謝状が手渡され、また、東近江市共同募金の一つ「子どもを事故から守る募金」周知のため募集がかけられていた、飛び出し坊や「とび太」を描いた赤い羽根共同募金バッジデザインの入賞者の表彰もあった。
このピンバッジは、同募金に500円以上寄付した人に贈られるもので、デザイン変更は今回で4回目。とび太とともに東近江市の木「イロハモミジ」、花「ムラサキ」があしらわれている。
また、神奈川県の川崎市立井田病院の医師、西智弘氏による記念講演「人のつながりで元気になれる地域をつくる~孤立という病に地域で人のつながりを処方する社会的処方~」も開かれた。
講演のなかで西氏は、世界で孤独や孤立により起こる死亡率の上昇や認知症リスクの増加、若者の自殺率が増えている現状を挙げ、「誰しもが孤立しやすい状況にある」と伝えた。
対策の一つに、病院では解決できない悩みや、病院に通うまでない小さな不安などが相談できる場として立ち上げた「暮らしの保健室」の経緯を語り、また、薬だけでなく、社会や地域とのつながりから健康改善が生まれる「社会的処方」について説明。
「必要な時に誰かとつながれる環境、状態が重要」と述べ、地域のコミュニティやサークル活動などに参加するなど、安心して孤独でいられる地域づくりの必要性を訴えた。







