【東近江】 東近江警察署で11月30日、12月1日から始まる歳末特別警戒(~来年1月3日)に合わせて出動式を行われ、警察官のほか、防犯協会メンバーや管内の東近江市、日野町、愛荘町の関係者など約80人が参加し、事件事故の抑止を誓った。
県内の刑法犯認知件数は2022年から増加に転じており、25年は10月末現在で前年同期と比べて462件増の7139件、このうち東近江署管内は同30件増の741件に上る。
特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の被害額は、10月末現在で前年同期と比べて約13億円増の約37億円となり、被害額が増加の一途をたどっている。
さらに、企業を狙った「ボイスフィッシング」という犯罪が、全国的に相次いでいる。これは、犯人が金融機関を装って企業に電話をかけ、偽サイトに誘導し、法人口座の情報を送らせて、資産を不正送金するもの。
また、交通事故では、発生件数は11月27日現在で2397件(前年同期比2件減)と一定抑えられているが、死者数は同26人増の51人と倍増している。11月18日から10日間で6人が犠牲となる死亡事故が県内で相次いでおり、県交通対策協議会は今年3回目の「交通死亡事故多発警報(11月28日~12月4日)」を発令している。
出動式で山本貴志署長は整列した署員を前に、「この厳しい犯罪・交通情勢を今一度認識し、住民のみなさんに安全で安心して新年を迎えてもらえるよう、さらに自ら考え、行動し、警察責務を全力で完遂してほしい」と訓示するとともに、関係機関にも協力を求めた。
このあと、警察官の服装点検、出動申告が行われ、滋賀学園高校ジャズ・オーケストラ部の演奏をバックに、パトカーや白バイなどの警察車両のほか、関係団体の青パトなどの約16台がパトロールに出動した。
なお、歳末特別警戒の期間中、被害防止などの各種教室や街頭啓発、パトロールで警戒活動を強化する。







