年々、人気高まり参加者増 島コミュニティセンター
【近江八幡】近江八幡市島町の島コミュニティセンターで7日、しめ縄教室が開かれ、迎春準備を楽しんだ。
同市の「文化遺産としての松明を次世代に贈る会」が、地元に受け継がれてきたわら細工の伝統技術の一端をしめ縄づくり体験を通して学び、新年を迎える日本古来の伝統文化に親しんでもらおうと毎年、開いている。
年々、参加者が増え、ことしは7日、14日、21日の各日曜日に開かれ、3回合わせて定員を超える105人が参加を申し込んだ。
午前9時から同会のしめ縄名人5人を指導者に始まった初日には34人が参加。同会メンバーがしめ縄用に栽培したもち米の稲を青田刈りした稲わらが用意され、わらの扱い方や選び方の説明に耳を傾けながらしめ縄づくりに挑戦した。
紐で根元をくくったわら束を2つに分量し、両手のひらでねじり合わせ、穂先に向かって進めていく途中、束がうまくねじれなかったり、わらが不揃いになったりする難関を指導者の手ほどきを受けながら克服。約2時間後には、できたしめ縄に地元の野山でとれた赤い実をつけたナンテンや松ぼっくりのほか、杉の小枝、ローズマリーなどを飾り付けて仕上げた。
学校から配布されたチラシを見て親子で参加した小島麻紗美さん(41)は「できると思っていたが実際にやってみると、思うようにはできず難しいところがありました。作り方を教わることができてよかったし、楽しかったです。出来上がったしめ縄は玄関に飾り、いい正月を迎えたい」と話した。
同会の大西實会長は(70)は「近年、各家庭でしめ縄を飾らなくなったことから伝統文化や製作技術が次代に伝わらなくなっていますが、しめ縄の日本文化を蘇らせる親子での製作を通じて技術を伝え、伝統文化を継承して次代に繋がっていくことと思います。また、親子のコミュニケーションや出来映えを比べ合うことで参加者間の交流にもなっていると思います」と話した。






