視聴者引きつける投稿を伝授 市内事業者や市職員が参加
【東近江】 SNSなどで影響力を持つインフルエンサーを講師に迎え、情報発信のための動画撮影などを学ぶSNS講習会がこのほど、東近江市で開かれた。
東近江市内の観光資源の発信や新たな魅力を掘り起こそうと、同市が初めて開いた。有名インフルエンサーに同市の観光地などをSNSに投稿依頼するとともに、講師として立ってもらい、市内事業者や市職員らを対象に発信方法などを教える講習会を今年度から開いている。
第2回目の今回は、SNS総フォロワー20万人を超える「ここっと兵庫」さんが来市。紅葉シーズンを迎えた観光客でにぎわう永源寺で開かれ、SNSに有効な動画や写真の撮影方法などが伝えられた。
ここっと兵庫さんは、インスタグラムを主にグルメや人気スポット、イベント情報などを発信しているインフルエンサー。数十秒の動画のなかに、情報と魅力を詰め込んだ分かりやすい投稿は視聴者の心をつかみ、投稿のほとんどが10万回を超える再生数を誇っている。
この日の講習会には、市内事業者や観光産業を取り扱う市職員など15人が参加した。まず、門前に並ぶ露店に立ち寄って、SNSで反響が高まりそうなグルメに注目。スマートフォンを使用した撮影方法やカメラの設定などをアドバイスし、おいしく見える角度や動きを取り入れながら何度も撮影に臨んだ。
また、動画に挿入する文章(文字)の工夫なども伝えられ、参加した小杉剛史さんは「1本の動画を作るのにここまで丁寧に撮影していることに驚いた。技術的なところも今後の発信に役立てたい」と話した。
今後も講師や撮影場所を変更しながら講習会は開かれる予定で、担当の市職員は「人気インフルエンサーが持つ発進力や新しい視点が観光の掘り起こしにつながることを期待したい。また、地元事業者や市職員など市民インフルエンサーの育成にもつながれば」と話している。






