記念事業として卒業生のDRAGON76さんが壁画制作
【日野】 滋賀県立日野高等学校の創立120周年を祝う記念式典がこのほど、日野町町民会館わたむきホール虹で行われ、生徒や同校関係者など約500人が出席した。
同校は1905年に「日野町立日野裁縫学校」の名称で誕生。その後2度の改称を経て戦後の教育改革により1948年、県立日野高等学校として設置、2004年に総合学科に改編されて現在に至っている。
式典会場には、120周年記念事業として日野町出身で同校卒業生の壁画アーティスト・DRAGON76(藤田智)さんに制作を依頼した作品「未来への旅立ち」が展示された。また、日野町のことを学ぶ同校の特色授業「日野チャレ」にて生徒が製作した「金継ぎビアグラス」、「日野菜漬け」、「漆塗りの小皿」などの物品販売も行われた。
安藤宜保実行委員長は「本校の歴史と伝統は、過去を顧みるだけでなくこれからの歩みを支える力。本校で学ぶ生徒の皆さんにもこの節目を契機に、母校への誇りを胸に刻んで未来を切りひらく人材として成長していってほしい。これからも母校が地域に信頼され、地域と共に未来をつくる学校としてさらに発展することを祈念し、応援、協力を継続して参りたい」とあいさつした。
来賓の堀江和博町長は「日野町は近江日野商人のまち。江戸から昭和へと、日野に住む男たちが関東へ商いに出ていた間、この日野の地を守り、家庭を支え子どもを育て、地域文化を継承してきたのはすべて日野の女性たち。こうした歴史があってこの日野の地には県下3番目に日野裁縫学校という女子教育機関が設立された。受け継がれてきた実践教育の精神は、現在にも部活動や日野チャレなどに生きている。日野高校がさらに輝きを増し、地域と共に発展していくよう、町としても全力で支援をしていきたい」と祝辞を述べた。
式典第2部では生徒によるオープニングダンスの披露に続き、ストリートアートを基礎にしたダイナミックな作品で世界を魅了するDRAGON76さんの記念講演が対談形式で行われた。







