女子主将の新たな船出 能登川高校ボクシング部
【東近江】 昨年、44年ぶりに滋賀県で開かれた国スポ・障スポでは、各舞台で湖国の選手が輝いた。東近江市の能登川アリーナではボクシング競技が開かれ、地元能登川高校ボクシング部の教諭・墨亮多さんが成年男子ミドル級で優勝、生徒の山本彪牙さん(3年生)が少年男子バンタム級で準優勝を果たすなど、同部の活躍で大きな盛り上がりを見せた。大会が終わった今も、同部のリングには熱気が満ちている。
これまで部を支えてきた3年生が引退し、現在は2年生の女子部員2人が墨教諭の指導のもとで技術を磨いている。山本さんの後を受けて主将を務めるのは松本蓮さん(17)=湖南市=。松本さんは中学時代に所属していた陸上部から心機一転、チャレンジ精神を胸に、県内唯一の同校ボクシング部の門を叩いた。「試合を見るのが好きだった」と笑顔でボクシング愛を語る松本さんだが、リングに上がれば鋭い眼光と拳が空気を切り裂くファイターに変わる。また、試合に向け日々汗を流す一方、主将として部員が減った部の発展を願いつつ練習に臨んでいる。「強い能登川高校をしっかり受け継ぎ、主将としてアドバイスできるような存在になれたら」と意気込んでいる。
(古澤和也)











