2030~31年の完成目指す
【東近江】 築90年以上の老朽化に伴う重量規制で大型車両がう回せざるを得ないドライバー泣かせの、愛知川の御河辺橋(みかべばし、神田町)の架け替え工事が昨年10月から進められている。県東近江土木事務所は完成のめどを、2030~31年としている。総事業費は約45億円。
計画では、現行の橋よりも50~100メートル上流に新橋を建設。全長353メートルで、片側1車線、歩道は両側に設けられる。
現在の橋は車道幅が狭くてすれ違いが困難だったが、新橋の全幅は14・8メートルと7メートル拡幅される。現在の橋は新橋完成後、撤去される。
御河辺橋は、東近江市の中心部と地域を結ぶ重要な橋梁だ。しかし、1933年の建設で築90年以上が経過。老朽化のため2005年から14トンの重量規制が設けられ、大型車両はう回せざるを得なくなっており、企業活動や企業誘致に支障をきたしている。
また、生活道路としても、橋本体や周辺部が狭いため、交通事故や渋滞が多発し、通勤時を含めて住民生活の大きな支障になっている。
架け替えは地元にとって長年の悲願で、八日市商工会議所や東近江市商工会、自治会などで構成する整備促進連絡会は、一向に進展しない状況を動かそうと、2018年2月、御河辺橋を含めた県道・雨降野(あめふるの)今在家八日市線の早期整備に向けて、要望書を滋賀県東近江土木事務所と県へ提出した。
これを受けて県は、架け替え工事の検討をスタートさせた経緯がある。
(高山周治)







