地元近江八幡市と県の取組み 信長ゆかりのまつりで地域交流
【東近江】 安土城は天正7(1579)年に完成したが、その3年後に起きた家臣であった明智光秀による本能寺の変後に焼失し、その姿が消えた。織田信長が天下統一をめざして築城を始めた天正4(1576)年1月から今年で450年を迎える。
築城の建築思想や建物構造など、それまでに見られなかった近代城郭の原点としての「幻の安土城」への関心は研究者だけでなく、歴史ファンからも熱い視線が注がれている。
地元近江八幡市と県では、築城450年の機会を捉え、歴史文化を通して地域の活性化に繋げようと、今年さまざまなイベントや催しを計画している。
同市安土城築城450年協議会は今年の築城450年記念事業で、左義長まつりに信長まつりの武者行列参加や信長まつりへの左義長山車の参加など、信長ゆかりの祭りによる地域交流イベントを予定している。
【予定されている主な記念事業】
▽安土と八幡の関わりを知る「織田と豊臣、様々な接点やゆかりの地を巡るディスカバリーツアー」を春と秋の行楽シーズンに5回実施。
▽夏休みの子ども向けの「安土城のレゴブロックワークショップ」、歴史を学ぶ「映画鑑賞会」、佐々木、信長、秀次の講談会開催。
▽タレントを招へいした信長まつりの開催でまちの魅力アップ。
▽秋に相撲発祥地「安土」をPRする本場所開催と歴史文化の紹介。
▽昨年の大阪関西万博イタリア館に展示された天正少年使節の伊東マンショ復元衣装の展示。
▽450人の近江牛バーベキューの開催(2回)。
また、県では「安土城築城450年祭」関連事業として、近江の城魅力発信事業「近江の城郭」の連続講座を皮切りに安土城跡の非公開地を専門職員が案内、解説する「安土城跡シークレットツアー」の開催、復元・体験アプリ「安土城」を用いた安土城跡の体験ツアーと見学会の実施、令和7年度安土城跡発掘調査成果の報告会を滋賀と東京で開催する計画を検討している。






