「健康しが」をめざして 距離を超えて繋がる友情
年が明け、厳しい寒さの中にも、少しずつ春への歩みを感じる頃となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
二か月前、私は地球の反対側、ブラジルで「初夏」の空気を感じてきました。中国での平和祈念行事に続き、11月11日から17日にかけて、滋賀県の姉妹州であるブラジル・リオグランデドスール州(RS州)との姉妹協定締結45周年記念事業に参加するためです。
歴史深い日伯友好
日本とブラジルの友好交流は130年の歴史を重ね、現在では約270万人の日系人が暮らす世界最大の日系社会を有する友好国です。中でもサンパウロ州には、世界で唯一、47都道府県の県人会が存在します。今回、ブラジル滋賀県人会の皆様との交流では、移民一世の方のご苦労や、滋賀県での研修経験を懐かしむ声などに触れ、異郷の地で信頼を築いてこられた日系人を誇りに感じるとともに、遠く離れていても心は繋がっていることを実感しました。
両国内最大の湖を縁に
ブラジルの最南端・RS州には国内最大の湖「パトス湖」があり、湖を縁に姉妹協定を締結し、以来、工業、農畜水産業など幅広い分野で技術交流が行われてきました。
州都ポルトアレグレ市には、滋賀県から寄贈した日本庭園「滋賀公園」があります。回遊式の庭園の中央に作られた琵琶湖の形をした池、伊吹山や琵琶湖大橋を模した築山や橋の風景はまさに「小さな滋賀県」。地域の皆様に大切にされている様子を私も肌で感じました。
手を携えて未来へ
今回、レイテ州知事との会談も行い、これまでの友好交流を礎に、経済・文化・スポーツなど幅広い分野で交流と協力をさらに進めることを確認。特に、気候変動への対応は共通課題であり、近年頻発する自然災害をともに乗り越えていこうと誓い合いました。
現在、滋賀県には約9千人のブラジル人の方々が、地域社会を支える大切な仲間として暮らしておられます。日本とブラジルは物理的な距離はありますが、私たちの歴史深い友情でその隔たりを越え、ともに未来をつくっていきたいと考えています。







