有村治子議員の活躍に期待
今年も、有村治子参議院議員の活躍が一層期待される。彼女はいまや日本の政界の重鎮の一人となった。三十歳の若さで平成十三年の参議院選挙・比例代表(全国区)に挑戦し、見事初当選を成した。以来六年毎の通常選挙で連続当選を重ね、昨年七月の参院選でも、自民党が苦戦を強いられるなかで全国的に幅広い支持票を獲得し、五期目の勝利をものにした。つづく党総裁選では、自民党両院議員総会長として、石破茂前総裁から高市早苗新総裁への移行を主導。高市総裁が選出されるにあたっては自ら推せん人の一人となり、日本の憲政史上初の女性首相を誕生させ、高市政権樹立に貢献した。そして彼女は、政権与党を率いる党三役の一角の総務会長に就任。幹事長、政務調査会長とともに党運営の重責を担うことになった。
有村治子議員は、日本の誇るべき歴史と伝統にもとづく確固たる国家観をもった、信念と勇気と実行力を兼ね備えた政治家である。日本国の国益と尊厳を守り、また家族や地域の絆を大切に守る、保守の矜恃(きょうじ)をもった誠に頼もしい政治家だ。それは彼女の四半世紀にわたる国会と内閣における政治活動の数々の実績が如実に証明している。
現下の世界の情勢は、実に複雑で厳しいものがある。わが国を含む諸外国は、中国と米国とロシアの三大国の軍事力を背景にした力による外交の圧力に翻弄されている。国家の安全保障の強化は急務なのだ。また戦後八十年が過ぎ、積み残してきた宿題の解決も迫られている。憲法の改正はその最たるものだ。平成以来、喫緊の課題とされてきた皇位の安定継承をめざす皇室典範の改正も急がれる。それらすべては高市内閣と自維連立の与党に託すほかない。それだけに、新年も有村議員の活躍に期待するところ益々大なのである。御健闘を祈りたい。
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昭和17年香川県生まれ。東京大学法学部卒、英国のサセックス大学で経済学を専攻。42年日本国有鉄道入社、現在、鉄道情報システム(株)特別顧問。神道政治連盟政策委員長。






