式典と分列行進・一斉放水で今年一年の士気を高める
【東近江】 「地域防災の要」である消防団員の士気を高める東近江市消防出初式が12日、八日市文芸会館で行われ、27分団の消防団員約300人が参加し、今年一年の防災の誓いを新たにした。
小椋正清市長は式典の式辞で、全国で相次ぐ大規模火災に触れ、「本市も市域の56%が森林で、木造住宅が密集する地域もある。他県の事例を他山の石として啓発活動と訓練に当たり、日頃から最悪の事態を想定し、自分たちがどのような行動をとるのが効果的なのかを考え、発災時に最善の活動ができるよう、さらなる技能向上に努めてほしい」と激励した。
さらに市としても「消防活動の安全確保のため、装備の充実、消防車両の更新に努める。新年を迎え、みなさんと共に決意新たに、市民が安心して暮らせる災害に強いまちづくりにまい進する」と述べた。
続いて消防団員に対して県知事表彰(永年勤続功労章、勤続功労章)、県消防協会長表彰(功績章、勤功章、勤続章、精励章、感謝状)、県消防協会東近江支部長表彰(勤続章、功績章、感謝状)、東近江市長表彰(功績章、優良自主消防組織表彰)、東近江市消防団長表彰(精勤章、章記)の各表彰が行われた。
来賓祝辞では、久保雅則県地域防災危機管理監、西村和恭東近江市議会議長、上野賢一郎厚生労働大臣、小寺裕雄衆院議員、加藤誠一県議会副議長、東近江行政組合消防本部の山添裕司消防長が日頃の活動に謝辞を述べた。
表彰を受けた団員を代表して、第5方面隊の山本善洋さんが「本日の受章を契機にして、さらに一段と消防精神に徹し、技能の向上に図り、一層の奮闘努力する決意」と述べ、表情を引き締めた。
西村俊幸消防団長は訓示で、昨年の消防団活動を振り返り、「今後も基礎と実践的な訓練の双方を大切にして、一つ一つの訓練に真摯(しんし)に向かい合ってほしい。それが地域住民の安全安心につながる」と求めた。
このあと、同会館駐車場で消防団員と消防車両15台による分列行進が行われたあと、消防ポンプ自動車7台が今堀町の三日溜に移動し、一斉放水で青空にアーチを描いた。






