同町開業のコンテナホテルを災害時に活用 町の二次避難所や近隣被災地への移設協力も
【日野】 日野町と株式会社デベロップ(本社・千葉県)はこのほど、同社が運営する新型コンテナホテル「HOTEL R9 The Yard 蒲生日野(ホテル アールナイン ザ ヤード ガモウヒノ)」(同町松尾)の開業にともない、「災害時における移動式宿泊施設などの提供に関する協定」を締結した。
デベロップは2007年にコンテナモジュール製造会社として設立され、現在はコンテナ建築のほか、エネルギー事業やホテル事業などを展開している。なかでも、平時はビジネスホテルとして運営する建築用コンテナモジュールを用いたコンテナホテルを、災害などの有事に被災地へすみやかに移設し、避難所などとして利用する「レスキューホテル」事業は災害に強い社会づくりに向け大きく注目されており、全国各地に121拠点4602室を配備している(1月10日時点)。
協定では、災害時またはそのおそれがある場合に日野町が要請したとき、デベロップは保有、管理する移動式宿泊施設を優先的に提供協力する。「HOTEL R9 The Yard 蒲生日野」は通常時47室、大人94人を定員としているが、災害時には定員は設けず家具などを取り除くことで、さらに多くの人数の利用が可能という。デベロップと自治体の協定は日野町で184件目。
調印式で堀江和博町長は「このたび出店いただいたホテルを、日野町で二次避難所として活用できることはもちろん、近隣での災害発生時にはこのコンテナを現地に運んで役立てることができるということで、非常に社会的意義のある取り組み。協定を皮切りに防災力を一層高め、またこのホテルが町民、地域の皆さまに愛される場所になるよう、手を取り合っていきたい」と話していた。
デベロップは「日野町で県内5店舗目になる。通常はコンテナホテルとして関係人口を増やし、有事の際はレスキューホテルとして役立てるよう、日ごろからのコミュニケーションを大切に、日野町と良い関係を構築していきたい」と語っていた。








