災害時の施設応急利用に びわリハ大と協定
【東近江】 東近江警察署は16日、大規模災害などの発生で同署庁舎が使用できなくなった場合の代替施設を提供する「大規模地震等の発生時における施設の応急使用に関する協定」を、学校法人藍野大学びわこリハビリテーション専門職大学と結んだ。
協定では、築48年になる東近江警察署が大規模地震によって一部倒壊するなど、警備本部として機能をなくした場合を想定し、協定を結ぶ施設に警備本部が設置されるというもの。
同協定の締結は、学校法人滋賀学園に続いて今回で2カ所目。同署によると、これまで協定を結んでいたニデック株式会社(旧日本電産株式会社滋賀技術開発センター)=愛荘町中宿=が移転で協定が解消されるため、新たに同専門職大学との協定が締結された。東近江市八日市東浜町にある、びわこ八日市キャンパスの一部が協定の対象となる。
この日、びわこ八日市キャンパスで開かれた締結式で同署の山本貴志署長は「阪神淡路大震災では倒壊などで警察機能が失われた。その経験を踏まえた協定で、キャンパスは署からのアクセスも良く、中心市街地の場で立地も良い。協力に感謝したい」と述べた。
同専門職大学の角野文彦学長は「日頃の講義や事業の中でも地域連携を大事にしている。県民のために有効活用してもらえれば」と話す。
また、式後に早速、同キャンパスに代替警備本部を置いた災害警備訓練が実施され、同署や県警本部などから35人が参加した。大規模地震の影響で署庁舎の一部や管内各所で家屋の倒壊などが発生している災害状況を想定。地震発生から被害の報告を受け、キャンパスの一室には無線機やパソコンなどが運び込まれた。
署員らは110番通報から届く災害被害や交通整備などの情報を迅速に取りまとめ、リアルタイムで送られてくる救助活動の映像をもとに現場をサポートするなど各種連携を確認した。







