地域住民の繋がりの場 伝統の祭りを継続へ
【近江八幡】近江八幡市江頭町と十王町の新春行事「子供左義長」が11日に行われ、両町の子どもたちが地域に伝わる伝統の祭りを楽しんだ。
旧市街地で繰り広げられる有名な日牟禮八幡宮の「左義長まつり」の子ども版として知られる伝統行事で、午前10時、日吉神社(江頭町)にたくさんの細長い赤紙やサイコロ、ことしの干支などが飾り付けられた山車が集合。神事のあと、神社を出発し「さぎやれ、ちょうやれ」の掛け声と拍子木を打ち鳴らしながら町内を練り歩いた。
コロナ禍で中止になって以降、祭りは再開されたが少子化や山車づくりを担う保護者の負担などの懸念から参加する子どもの減少とともに保護者の参加も減り、コロナ禍前までは江頭町7基、十王町2基の計9基あった山車が、今年は江頭町2基、十王町1基の計3基に減った。
参集した3基の山車には、「平和」や「迎春」と書かれた額や沢山の細長い赤紙が飾り付けられ、同神社で祈祷を受けた後、それぞれの町内まで渡御し、五穀豊穣や学業成就を祈った。
世話人代表の大川恒彦さん(67)は「近年は、子どもの人数が以前の3分の1程度までに減り、同時に保護者も減っている中で、昔のように人が集まる祭りを行うことは難しくなっています。これまでの祭りのしきたりや習わしにこだわることなく、ふるさとの伝統の祭りを継続していくことが大切だと考えています」と話した。






