避難所のトイレ問題解消へ 男女別と多目的用3室
【近江八幡】近江八幡市は、3トントラックの荷台をトイレに改造した自走式の「トイレカー」を2台購入し、19日に納車した。
災害時の避難所のトイレ問題がクローズアップされ、清潔で使いやすいトレイが求められていることや高齢避難者の間でトイレを使用しないよう飲食を控えるなど、健康への問題が起きていることを能登半島震災地に派遣された市職員が見聞し、市に報告。
市では、災害時の臨時トイレとしてだけでなく平時の防災啓発や被災地支援への活用も考慮し、国の交付金(購入金額の2分の1)を受けて購入(購入価格2台5959万8千円)した。市などが実施するイベントなどへの展示や利用も検討している。
トイレ室は、それぞれ2つの個室大便器を備えた男女別とおむつ交換台とオストメイト便器、乳児が着座できるベビーキープ、大便器1つが備わった多目的トイレの3室に区分されている。男性用には小便器1台、多目的トイレには、車いす利用者用のリフトとエアコンが備わっている。男女別の入り口は、進行方向左側に男性用、右側に女性用に分けられている。
車両には水洗、手洗い用の貯水タンク(700リットル)と約千リットルの汚水タンクが搭載され、約500回の大便器使用が可能。処理はバキュームカーによる汲取り式。外部電源やソーラーパネル、エンジンオルタネーターから給電できる。
荷台の壁面には、近江八幡の風景や安土城の写真や図柄がラッピングされている。







