【近江八幡、長浜、米原】 衆院選が27日公示され、来月8日の投票に向けて論戦が始まった。滋賀2区(東近江など11市町)では、維新新人の岡屋京佑候補(33)、自民前職の上野賢一郎候補(60)、中道新人の平尾道雄候補(75)が、各地で第一声を上げた。届け出順。
地元近江八幡市に選挙事務所を構える維新新人、岡屋候補は、JR近江八幡駅北口で第一声を上げた。
「物価高の苦しい生活の中で、現役世代の社会保険料の負担は大きく、国民生活の負担は限界、医療や年金の制度も限界。危機感を持って、私たち若い世代の暮らしを守る政策の実現が必要」と、現役世代の負担を指摘。
このうえで、「日本維新の会が自民党との連立政権に加わることで、医療費の中の無駄部分を節約することや、社会保険料を下げる改革を政府の総合経済対策に盛り込み、それまで進まなかった改革を一歩踏み出せた。この改革の流れを止めるのか、元の変わらない政治に戻すのか、維新と自民の連立政権の信任を問う選挙」と、改革推進に支持を求めた。
さらに「私も改革を一緒に前に進めるアクセル役を務めたいと立候補した。秘書を務めた元衆院議員の徳永久志氏の意思を受け継ぎ、使命感を持って立ち上がった。動かすなら世代交代、政治を前に動かす」と力説した。
自民前職の上野候補は、長浜市内の事務所前で第一声の出陣式を行い、支援者約300人が駆けつけた。
その中で厚労大臣の実績の一つに、物価高や賃上げで厳しい経営状況が続く医療や介護現場の改善に注力してきたことを報告。「経営の改善、赤字の解消、そして賃上げ。高齢化の中でも地域医療や介護が守れるよう、しっかりお金が回るように徹底的に応援していきたい」と声を上げた。
経済政策として「責任ある積極財政」を訴えた。「AIや半導体、薬製品、先端医療などの分野への大胆な投資で、成長率、成長力をどんどん押し上げていきたい」と述べ、暮らしや経済成長につなげる循環の構築を誓った。
そして高市内閣で重視する食料の安全保障にも言及し、滋賀県での農業振興も強調。さらに、これまで6期の議員生活で取り組んできたインフラ整備や河川整備などの実績と推進も訴え、「国でも地元でも結果を出す。これが私のモットーとして今後も貫いていきたい」と力を込めた。
中道新人の平尾候補は、JR米原駅東口(米原市役所前)で支援者ら約100人を前に「年明けすぐいきなりの解散。立憲民主党も公明党も、日本をもっと良い国にする思いで党を移動し、中道改革連合に集まった。私たちは政権を奪取して平和な日本を子どもたちに残すため、人を大事にする人権中心の政治を真ん中に置き、偏らず対立しない、まさしく『中道』の気持ちを持っている。温かい地域社会をつくるため、ぜひ私を(国政に)出させてほしい」と第一声を上げた。
米原市長を4期約16年務めた経験から「政治にも行政にも課題は必ず足元にある。今生活困窮している人に理不尽にも自己責任を押しつけるような、冷たい政府や欠陥行政を変えていかなければならない」と語気を強めた。
公約では食料品の消費税ゼロを掲げている。「生活者ファーストと同時に家計ファースト、未来に安心できる社会を。必死になって、命をかけて最後まで戦っていきたい」と選挙戦への意欲を示した。









