農機具小屋を改修整備 メダカの学校小田分校
【近江八幡】近江八幡市小田町で整備工事が進められていた地域の環境学習の拠点「新堂学舎」が完成し25日、降雪のため同町集落センターに関係者が集まって開設式典が行われた。
同学舎は、子ども向けの地域の環境学習活動に取り組んでいるメダカの学校小田分校の活動の拠点として昨年4月から整備工事が進められていたもので、メダカ池の前にあった校長の村井幸之進さん(71)の農機具小屋を改修。1階にこれまでの活動を紹介する記録写真やニゴロブナのふ化、なれ寿司づくりの解説パネル、メダカの生育水槽などの展示、2階には集会室を整備した。
同分校は2000年、近くの日野川から町内に水が引き込まれた小川で絶滅危惧種となっていた野生のメダカが見つかったことがきっかけで、恵まれた水環境を守り続け、豊かな自然環境を次世代に引き継ごうと当時の自治会役員10人で設立。子どもたちが地域の自然環境を学ぶメダカ池の整備、北里小学校と恊働した「田んぼの学校」、日野川メダカシンポジウム、昆虫の森づくり、親子自然学習塾などのほか、親子なれ寿司づくり体験、メダカの日曜学校等を開催。メンバーらも水環境に優しい農業に取り組んできた。新堂は、日野川から町内に引かれた水路があった小字名から名付けた。
整備工事では、クラウドファンディングで資金協力を呼びかけ、116人から目標額100万円を超える126万円余りが寄せられた。
開設式典で村井校長は「開校から25年の夢がやっと叶い、うれしく思います。開設に当たってはいろんな方からご支援をいただき、また、仲間との出会いに感謝したい」と述べた。







