デジタル化の取組み推進へ 総合政策と教育政策の2分野
【近江八幡】近江八幡市は先月22日、デジタル技術やデータを活用して行政業務の改革を進め、新たな行政サービスの開発や構築をめざすDXの取組みをより一層推進するため、2人の学識経験者を「近江八幡市DXフェロー」に委嘱した。
フェローに委嘱したのは、総合政策の分野に東京都立大学客員教授で内閣府クールジャパンプロデューサーの陣内裕樹氏と教育政策の分野に大阪教育大学と愛知教育大学の客員教授、小出泰久氏。
コミュニティデザイナーでもある陣内氏は、大手旅行会社での市場開発やコンテンツ開発業務に従事したあと、内閣府クールジャパンプロデューサーに就任し、中央省庁や地方公共団体のデジタル変革を通じた地方創生とデジタル田園都市国家構想の推進支援、また総務省DXアドバイザー及び自治体国際化協会のプロモーションアドバイザーとしても活躍。地方創生の研究者として多くの自治体首長の政策参与やアドバイザーを務めている。
小出氏は、複数の日系企業のシステムエンジニアやコンサルティング業務に従事し、外資系大手IT企業で10年以上教育業界に携わり、日本社会のDX化をライフワークに活動。経団連イノベーション委員会エドテック戦略検討会委員、日本教育工学協会、日本教育情報化振興会及び学習情報研究センターなど複数の理事を務める。
午後3時から市役所で開かれた委嘱式で、小西理市長は「著名な、お二人にフェローをお願いし、(市役所に豊富な)考え方や新しい価値の創造のタネを埋め込んでいただき、市職員がすばらしいパーフォーマンスをもって、市民生活の向上につながる業務改革ができることを期待しています」とあいさつした。
陣内氏は「人と人がつながる手段としてデジタルやインターネット、生成AIは、友達として助けてくれる存在です。フェローには仲間という意味があります。私が何かをするのではなく、フェローとして応援、支援をさせていただくことで市のDXがさらに一歩前に進むことに、ワクワクしています。変化なしでは進めません。私が分かることはドンドン提供して行きたい」と話した。
市では、豊富な経験や専門的な見識を有する学識経験者から支援や助言をもらうことで、市民生活の利便性向上や庁内業務の効率化を図り、新しい行政価値の創造をめざすことを目的にフェロー制度を導入した。






