衆院選後半戦・滋賀2区
【東近江、近江八幡】 衆院選は、8日の投開票に向けて後半戦に入っている。滋賀2区(東近江など11市町)では、自民前職の上野賢一郎候補(60)が優勢に進め、中道新人の平尾道雄候補(75)、維新新人の岡屋京佑候補(33)は巻き返しを図る。折り返しの土日曜、3候補が熱弁をふるう姿を追った。文中届け出順。(高山周治)
維新新人の岡屋候補は1日朝、近江八幡駅頭からスタート。
「改革の扉が、今、開きつつある。叩き続けると、改革の扉がどかんと開く」。
応援に入った同党の馬場前代表は、自民との連立内で政策を実現させる「アクセル役」としての維新の立ち位置をこう強調した。
岡屋候補は「東京で一律で決めてしまい、うまくいくわけない。結果として企業は東京に集中してしまい、滋賀の子どもも東京へ行ってしまう」と、東京一極集中の是正と地方活性化を訴えた。
また、現役世代の負担を減らし持続可能な年金制度を実現するため、社会保険料の引き下げを主張。「維新はしがらみがない。献金もないから遠慮しない」と、政策実現力をアピールした。
自民前職の上野候補の演説会(1月31日、近江八幡市内)には、応援弁士に片山さつき財務大臣が駆けつけ、厚労大臣の上野候補と連携して、物価高で厳しい医療・介護の経営安定と高水準の賃上げに奔走したことから、「医療・介護救済コンビ」と持ち上げた。
上野候補は、「医療と介護の現場を守っていかないと、日本の社会はダメになってしまう」と述べ、来年度の診療報酬と介護報酬を近年にない高水準でアップに取り組んだと報告したほか、「必要なところに必要な予算をつけて成長を促す」として「責任ある積極財政」を主張した。
地元でも国道8号線バイパス、日野川河川改修などの様々な課題に取り組むとし、「国でも、地方でも、結果を出す」と声を強めた。
中道新人の平尾候補は1日、東近江市内を街宣車で回った。八日市駅前のアピア前のスポット演説では、物価高対策として食料品の消費税0%を訴え、「日常になくてはならないものに本来、税をかけるべきでない。中道に支援をいただければ、0%を9月には実施できる」とした。
また、米原市長4期の経験から「市民の思いを実現するのが地方政治の本髄だ。しかし、消費税は地方自治体では何ともできない大きな課題」と、国政への挑戦に支持を求めた。
さらに争点の消費減税について「高市さんは去年12月、極めて消極的だったが、選挙で争点になるや姑息(こそく)にも検討するという。本気でもない思いにだまされてはいけない」と、強く批判した。









