2年連続4度目のセンバツ「自信を持ったプレーをしたい」
【東近江】 春に阪神甲子園球場で開かれる第98回選抜高校野球大会の出場を決めた滋賀学園。2年連続4度目の出場に、長く厳しい冬のトレーニングに励む選手たちも気合いが入っている。吉報を受け藤川倖生主将は「素直にうれしい気持ち」と語る反面、「一層気を引き締めていきたい」と聖地へ意気込む。いまや滋賀の常勝校とうたわれるプレッシャーの中でつかみ取った夢の切符。そこまでの道のりは決して短くなかった。
春の選抜出場の選考基準となる近畿大会。その出場をかけた昨年秋の滋賀県大会で滋賀学園は、公式戦を戦ってきた経験豊富な選手の奮闘もあって順調に勝ち進むも、準決勝で宿敵の近江と激突した。延長10回タイブレークの激闘の末に8―6と惜敗。その後、近江兄弟社との3位決定戦で粘り勝ちし、滋賀の出場枠3校に滑り込んだ。
藤川主将は「新チーム発足当初は選手それぞれが不安を持ち、自信もなかった」と、不安を抱えての船出だった当時のチーム状況を語る。「試合を重ねるうちに大きく成長できた。チームの強みは粘り。それが試合で生かせるようになり自信にもつながった」と実践から得たチーム力が勝利のカギと自信をみせる。
続く近畿大会では、準々決勝で近江と再戦。持ち前の粘り強さが光りサヨナラで競り勝ち、4強入りで選抜への出場を確実なものにした。準決勝では智弁学園(奈良1位)に敗れたが、投手陣を中心に一戦ごとに強さを増す戦いぶりも評価された大会となった。
春に向けての課題も見つかった。秋の大会では安打こそ出るものの単打が多く、なかなか得点に結びつかない歯がゆい場面が目立った。山口達也監督は「個々の力量アップがこの冬の目標」と語る。選手らはこの1月、2月、筋力増強を目指してトレーニングに励んでいる。
選抜大会は3月19日に開幕。3月6日の組み合わせ抽選会まで残すところ1カ月。
甲子園を経験する藤川主将は「やっぱり憧れの場所。前回は準備不足も感じたので、しっかり調整したい。自信を持ったプレーで必ず勝ちきりたい」と話す。







