日野商人が紡いできた歴史と縁 ひな人形 200体以上をずらりと展示
【日野】 近江日野商人館(同町大窪)で「第36回近江日野に伝わるひな人形展」が開かれている。3月8日まで。
同展は現在日野町大窪から村井・西大路一帯で開かれている「日野ひなまつり紀行2026」の協賛イベント。長さ12メートルのひな段に並ぶ200体以上のひな人形(かつて日野商人が全国の商い先から持ち帰った江戸~大正時代の京びな、関東びな、地方びななど)をはじめ、正野玄三家(村井町)のひな飾り(幕末に京・大坂の豪商が競い合うようにつくらせた「源氏枠飾り」と呼ばれる豪華なひな段)や拉致被害者横田めぐみさんの母・早紀江さんの実家に保管されていたひな人形「めぐみさんの帰国『待ちわび雛』」など、日野商人が紡いできた歴史と同館がつないできた縁を感じられる企画となっている。
今回は新たに、日野商人西村市郎上衛門家より預けられた同家伝来の「越ヶ谷びな(埼玉)」(江戸期)を玄関口に展示し、室内では同町大窪在住の竹村ウメさん(85)作の手まり約300点を並べており、一層華やかな会場で来場者の目を楽しませている。
同館は「毎年訪れてくれる方のためにもやはり、昨年とは異なる部分をつくって楽しんでもらいたいと趣向を凝らしています。来場者の方に少し解説を添えると、日野商人とのつながりなど背景がわかってより面白いとも言っていただけている。日野商人館ならではのひな人形展をぜひ楽しんでほしい」と話している。
開館時間は午前9時~午後4時。入館料大人300円、中学生以下120円。
問い合わせは同館(TEL0748―52―0007)へ。








