入院治療で健康快復 県議復帰に意欲示す
【近江八幡】現在のところ、6月26日告示・知事選と同日の7月5日に投開票される近江八幡市竜王町選挙区の滋賀県議補選に前職の有村國俊氏が、無所属で立候補する意向を固め、支持者など関係者に伝えた。
有村氏は、近江八幡市南津田町在住の61歳。自民党員で住職でもある。桜美林大学経済学部商学科卒業後、民間企業に就職。政界入りをめざし2003年の市議選で初当選し、2期務めたあと、2011年の県議選に立候補して当選。4期目途中の昨年9月、病気治療のため辞職した。
2003年6月の38歳の時に父親と一緒に受診した胃カメラ検査で初期のがんが見つかり、胃の一部を切除する手術を受けて全治したが、その後、後遺症の逆流性食道炎を発症し、病気と闘いながら議員活動を続けていた。その間、2024年4月には県議会議長に就任した。
逆流性食道炎の悪化により体調を崩し、議員活動に支障をきたすようになったことから医師からの進言を受け、同年9月16日に県議を辞職。治療に専念し昨年12月に入院、今年2月9日に退院した。
受けた手術と自身のリハビリ効果が奏功して完治し、通院や投薬治療が必要なくなるまでの健康体に快復した。
有村氏は「元気になって、県議会に戻ってくるとの思いで辞職しました。治療に専念できたことにより現在は、症状がなくなり現職時代より健康になりました。退院後、ご心配いただいた多くの方々から議員復帰の温かい声をいただき、立候補することを決めました。今も変わらない政治への情熱で近江八幡市、竜王町、滋賀県のために働きたい」と話している。
「これまで取り組んできた幹線道や日野川治水対策などインフラ整備、子育て支援、西の湖等河川の水質改善などの重要施策の継続、3年後の安土城完成450年祭やご当地ナンバーの実現、児童生徒、教員への支援制度の確立など、新しい課題にも取り組んで行きたい。入院中で党に公認申請できなかったため無所属で挑戦したい」と意欲を語った。
県議補選には現在、市議の道下直樹氏(36)と辻正隆氏(66)が立候補を表明しており、有村氏で3人目。
選挙区は現在、定員3に対して欠員1だが、4月の市長選に立候補を表明している県議の重田剛氏(62)の辞職により欠員2になると50日以内に補選が行われ、市長選と同日(4月19日投開票)になる可能性がある。






