開設から50年、環境悪化 住民ニーズに沿って大規模改修
【近江八幡】近江八幡市が進めていた都市公園「中村児童公園」(同市中村町42番地)の全面改修工事が完成し先月26日、リニューアルオープニングセレモニーが行われた。
昭和50(1975)年、市街地の中に造られた公園で、開設から50年が経過し、大きく育った樹木の老朽化とともに景観の変貌や遊具の老朽化が著しく、また、汲取りトイレは使用中止になるなど、公園の環境悪化が問題となっていたことから、市が令和6年12月から全面改修工事を進めていた。
新しくなった公園は、社会変化や多様化する住民のニーズに応えるため、ワークショップを開催し、子育て支援団体や市民からの意見やアイデア、地元自治会からの要望を取り入れた改修計画案を利用者、近隣住民、市による共同作業で作成した。
同じ敷地に生まれ変わった公園は、約9千平方メートルの広さで、中央に直径12メートルのテント風円形大屋根が備わった大型休憩所の「集いの広場」を囲むように幼児や児童向けの遊具、障がいの有無や身体能力に関係なく子どもから大人まで使えるインクルーシブ遊具と健康遊具を備えた「遊びの広場」、緩やかな盛土にドングリの木を植えた「どんぐりやま」と桜の木を植えた「おはなやま」を造成した広い「芝生広場」(約4千平方メートル)、フリーマーケットやキッチンカーが出店できるようカラー舗装された「イベント広場」、多機能設備付きの「トイレ」、普通車15台(2台のおもいやり駐車場含む)が収容できる「駐車場」と駐輪場(10台)、公園内を周回するランニングコース(約350メートル)などが備わっているほか、災害時にはマンホールトイレが利用できる。総事業費約3億8400万円。
午前10時半から行われたセレモニーで小西理市長は「公約の1つでもあった子どもたちと楽しく輪になって暮らすためにというスローガンに沿って公園整備を進めるパイロット事業として取り組んできた夢の詰まっ公園であります。また、住民の防災拠点としての役割も担っています。新たな一ページが刻まれた中村児童公園が市民の皆様の憩いの拠点として末長く愛されることを願っています」とあいさつし、関係者らとともに大型遊具の前でテープカットを行い、改修工事の完成を祝った。
公園には、オープンを待っていた子どもたちや親子連れが大勢訪れ賑わった。






