県政NOW ホームページリニューアル
行政情報の発信において、ホームページは単なる情報の置き場ではありません。それは「滋賀県」というブランドを世界に提示する「玄関口」であり、また、県民や事業者の皆さんと行政をつなぐ「最大の接点」でもあります。
今回、県で現在進められているホームページのリニューアルを一つの起点とし、そこから本県が「選ばれる滋賀」としていかに輝き続けるべきか、その戦略について大事だと思います。
振り返れば、2025年は本県にとって輝いた一年でありました。大阪・関西万博、そして44年ぶりに本県で開催された「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」。これら国家的プロジェクトを通じ、滋賀の魅力を国内外へと発信してまいりました。
その際、マスコミによる報道に加えて、県の広報媒体である広報誌や各種リーフレット、テレビ放送などが重要な役割を果たしましたが、それ以上に、インターネットやSNS、すなわちウェブでの発信が、情報の拡散と浸透において重要な役割を果たしたことは、誰の目にも明らかであります。
しかし、ウェブの世界は今、かつてない激変の渦中にあります。
従来の「検索エンジンでキーワードを探す」という行為から、ここ数年で、ChatGPTなどの「生成AI」による情報の検索・要約が急速に広まり、情報の入手の仕方が変わりつつあります。
特に次代を担う若者層においては、SNSを通じた情報入手が主流となり、情報の鮮度と「共感」が何よりも重視されています。
そのような中、県では現在、現行のホームページを抜本的に変更するリニューアルプロジェクトを進めています。
今日、インターネットは私たちの生活に深く根ざし、情報は瞬時に世界を駆け巡ります。かつて、行政情報は「広報誌」などの紙媒体が主役でしたが、今や情報発信の基盤・中心は間違いなくホームページ、あるいはSNSです。
県民や事業者の皆さんにとって必要な各種支援策の情報や、あるいは災害時の命を守る情報を受け取るための不可欠なインフラであり、県外の方々にとっては、滋賀県という地を訪れるか、あるいは投資するのか、移住するのかを決める「最大の判断材料」となります。
現在進められているリニューアルは、単なる「古いシステムの入れ替え」であってはなりません。それは、三日月知事が掲げる「健康しが」や「共生社会」をデジタル空間で体現し、滋賀の価値を再定義する一大プロジェクトであるべきです。
今年からプレ期間が始まるJRグループと行うデスティネーションキャンペーン(DC)や、現在放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」の盛り上がりというこの上ない好機を前に、デジタルという可能性をどう研ぎ澄まし、それを扱い、県民・事業者・来訪者などと関係性を構築させていくのか必要だと考えます。
利用者にとって分かりやすいホームページを実現するには、情報を発信する立場である職員の皆さんにとっても使いやすく扱いやすいシステムであるべきです。






