東京都心から転入 近江八幡は「まちがきれい」
【近江八幡】近江八幡市の新しい地域おこし協力隊員に櫻井理香さん(52)が、1日着任した。
櫻井さんは、東京都世田谷区から転入。東京藝術大学大学院音楽研究科を卒業後、尺八演奏家として櫻井咲山(しょうざん・都山流師範)の号で演奏活動に取り組んできた。人・まち・自然との共生をめざす「世田谷トラストまちづくり」活動にも参加し、民有地のみどりや水辺の環境保全、催しの企画運営にも携わったきた。
協力隊として文化会館を拠点に行政および関係団体や地域住民と連携した文化創造活動に取り組み、尺八などの体験型ワークショップの開催や伝統和楽器の学び場の提供を通して若い世代に文化創造の魅力を伝える。また、地域の音楽愛好家やプロ奏者をめざすマスタークラス講座の開催を計画している。
また、これまで仕事の経験を活かし、和楽器と近江八幡の伝統文化とのコラボレーションコンサートや音楽と舞踊の融合イベントにも取組み、邦楽文化の魅力を伝える活動にも力を注ぐ。
市役所で16日、市から隊員の委嘱状を受けた櫻井さんは「協力隊員の募集は、観光や農業部門がほとんどで、近江八幡のように文化活動の隊員を募集している自治体はありませんでしたので、自分の経歴が活かせると思い応募しました。(来たばかりなので)近江八幡の人々がどういうことを望んでおられるのか、また、何を大切にされているのかを知りたいと思っています。近江八幡は、たくさんの歴史と伝統文化が残っているまちなので、尺八だけでなく、日本文化の魅力を伝えられるよう活動して行きたいと思います。近江八幡に来てまず思ったのは、(東京に比べて)まちが大変きれいなことでした。それは日常生活を大切に過ごしておられるのだと思います」と話した。市内で活動する協力隊員は、櫻井さんを含め11人。






