体験エッセイを展示 能登川博物館で4月11日まで
【東近江】能登川博物館のレンタルギャラリーで「御代参街道歩いてみたら」展が開かれている。4月11日まで。入場無料。
東近江市に関連する歴史、民俗、自然等に関する内容であれば、誰でも自由な発想の展示が行えるギャラリーの趣旨を活かし、西堀榮三郎記念探検の殿堂職員、小林亜美さんがプライベートで出展しているもの。
展示は、小林さんが知り合い2人とともに五個荘小幡町から八日市、桜川、日野駅、鎌掛を経由して土山までの「御代参街道」を完歩する非日常的な体験から、道中で気づいた物事を見たり、接したりした際の新たな発見や視点、辛くても歩き続ける行動の意義と完歩の達成感、歩いて分かった街道の歴史的価値と現在のようすを自ら描いた得意のイラスト画にエッセイを添えた絵巻風にまとめ、見やすい展示内容に仕上げている。
実際に歩いた順路は、昨年4月28日に小幡町を出発し八日市駅前までの2・7キロ、5月19日に八日市駅前から桜川までの9・6キロ、6月16日には桜川から日野駅までの10・1キロ、猛暑の夏場を避けて半年後の12月1日に日野駅から鎌掛まで7・3キロ、同月16日に鎌掛から土山までの7・9キロの総延長37・61キロ。5日間で歩いた時間は、のべ14時間43分。歩数では84900歩だった。
展示の中には、難所の笹尾峠(鎌掛~土山間)で街道ルートを間違ってしまったエピソードや十分な下調べなしに行った反省なども綴られている。
小林さんは「学問的なものではない、プライベートな内容の展示にチャレンジしてみたかった。これまで御代参街道のことは全く知らず、その名前に興味があったので歩いてみようと思いました。道中は、常にどんな展示にしようかなとか考えながら歩いていました。歩き進むにつれ足の痛みが激しくなり、日頃の運動不足を実感。辛かったこともありましたが、完歩できたことは大きな達成感でした。展示を見ていただいた人から一度歩いてみたいや街道についての問い合わせがあるなど、うれしい反響をいただいています。気軽にご覧いただけたらうれしい」と話している。
月、火曜日休館。開館時間午前10時~午後6時。






