【東近江】「意識はありますか、呼吸はしていますか」。東近江行政組合消防本部の指令員は、大型ディスプレイに映しだされた119番通報者のスマホから送信された傷病者の映像を確認し、救急車が到着するまでの応急手当として心肺蘇生の方法を指導した。
実はこれ、通報の受付から現場への消防車・救急車の出動指令、現場活動支援までを一括管理する高機能消防指令システムの竣工式のデモンストレーション。これまでは音声だけだったが、最新システムでは現場到着した活動隊が撮影した映像をリアルタイムで共有し、適切で迅速な対応を図ることができる。
東近江行政組合は、東近江・近江八幡・日野・竜王・愛荘の5市町を管轄。従来システムの老朽化に伴い、約9億円をかけて整備した。運用開始は4月10日から。
山添裕司消防長は式典で、「新たなシステムの機能を駆使し、こうした状況(日頃の通報や災害時)に対応するとともに、通報者に対して丁寧な対応を心がけ、地域の方々が安心して暮らせるまちづくりを進めていく」と述べた。






