「4選は支援できるのか疑問が残る」
【全県】 三日月大造知事3期目の任期満了日(7月19日)が近くなったことにあわせ、自由民主党滋賀県支部連合会(自民党県連)がこのほど三日月県政についての評価を実施した。
同評価は同党県議団が中心となって取りまとめ、3月21日に草津市内で開かれた同県連役員会で確認された。
「三日月県政の取組についての報告」と題された同評価では、「元来、自由民主党は多選を良しとしない立場から首長に関しては3期が一つの目安として考えている。また、2期目、3期目を支援という形で応援したことから一つの区切りである3期目を終わろうとしているこの時期に総括として三日月大造知事の政策とその評価を取りまとめ指針としたい」とし、(1)社会資本整備(2)教育(3)福祉(4)経済・観光(5)琵琶湖・環境(6)エネルギー(7)農林水産業(8)文化・スポーツの政策8項目について、同県議団が重要だと感じた事項を箇条書きで挙げた上で、▽「教育の分野」では県内小中学校の全国学力テストが低迷から抜け出せなかった。▽「経済・観光の分野」では各市町からの市街化調整区域の見直しの要望に対して取り組みが不十分。▽「福祉の分野」では、医療福祉拠点が迷走を続け、人財育成機能については二転三転した。▽「滋賀県財政」は具体的対策に乏しい。▽「地域交通計画」は内容として不十分なもの。(中略)現行の計画から交通税を徴収することは県民の理解を得られない――といった項目ごとのまとめが付けられている。
同評価の総括では、三日月県政について「大きな失策はなかったものの、新しく独自性がある困難な政策へのチャレンジが3期目において物足りなさを感じる」とし、「一定の成果を出している一方で課題は引き続きある」、「また、高市内閣との親和性は相対的に低いように思われるのが懸念材料」と評価、「(昨年度)2月定例会議冒頭で(4選への)出馬表明されたが、自民党として支援できるのか疑問が残る」とまとめている。
役員会後の記者会見で同県議団の川島隆二代表は「権力の座に長くいると緊張感の欠如や周りが見えなくなったりする弊害が出てくる。そういった意味では、3期12年を区切りとして変わったらどうかという意味合いを総括に込めた」と語った。






