国家予算の主な財源は税収と借金で賄われ、令和6年度歳入総額は約112兆5千億円、内訳は所得税、法人税、消費税などの租税約69兆6千億円、その他収入7兆5千億円、借金(国債など)35兆4千億円で約32%が借金である。
自維連立政権は、暫定税率廃止でガソリン税約1兆円、軽油取引税約5千億円の合計1兆5千億円、高校授業料無償化で約6千億円、公立小中学校の給食無償化で約5千億円、防衛費をGDPの2%に引き上げで約2兆円、社会保険料の負担や消費税の引き下げの金額は不明など、物価高に苦しむ国民の要求に応え様々な法案の審議を行うが、5兆円を超える財源に関しては何ら語られず、財源の目途無き法案が本当に実現するのか疑問だ。
民間企業は事業や賃上げなどを行う場合は、まず財源の確保の目途を立てて実現し、さもなくば企業の存続が危ぶまれる事態に陥る。
国家公務員の採用や働き方、給与などの人事制度に携わる行政機関に「人事院」があり、毎年、国家公務員の給与引き上げなどを勧告している。
2025年度の人事院勧告では、国家公務員の月給を平均1万5014円(3・62%)引き上げ、期末・勤勉手当(ボーナス)を年間4・65カ月と0・05ヶ月の引き上げを勧告し、概算で総額約1400億円の財源が必要となる。
「勧告」とは、こういう処置をした方が良いと告げて勧めることであり、強制力はないが、政府は必ず「人事院勧告」に基づき実行している。
その財源については明らかではなく、地方自治体には当てはまらない。

