溶存酸素濃度今津沖中央定点で過去最低!
◇全県 県琵琶湖環境科学研究センター(大津市)は十八日、今津―長浜の中間点にある今津沖中央定点(北湖第一湖盆で水深九十メートル)での溶存酸素濃度(湖底直上一メートル)が〇・五ミリグラム/リットルと、昭和五十四年から調査を開始して以来、過去最低値を記録したと発表した。 それによれば、今津沖中央定点における溶存酸素濃度は、十月以降二ミリグラム/リットル未満の低い濃度で推移していたが、今月十七日の調査で〇・五ミリグラム/と過去最低値を記録した。これまでの最低値は昭和六十二年十月五日と平成十四年十月二十一日の〇・九ミリグラム/リットルであった。 また、同研究センターでは昨年九月から、今津沖中央定点に加えて、その周辺の北湖第一湖盆六地点(水深九十メートル)でも調査を実施している。 それによると、調査地点の中で溶存酸素濃度が最も低い傾向にあるL地点では、今年十月以降二ミリグラム/リットル未満の低い値で推移しており、十一月十日には〇・五ミリグラム/リットルとなった。なお、昨年九月からの北湖第一湖盆での調査の最低値は、L地点で同年十月二十二日に観測した〇・三ミリグラム/リットル。 同センターでは「溶存酸素濃度の著しい低下が見られる水域は、北湖第一湖盆の底層部に限られている。底層部の溶存酸素は、二年連続して低く推移している。昨年は暖冬の影響などで全循環の期間が短かったことが溶存酸素低下の要因として考えられたが、今年は平年並みの循環が観測されており、前年と同様の理由とは考えられない。北湖底層部で生じている低酸素化のメカニズムに関しては、気象条件を始めとした様々な要因について検討が必要だ」と話している。






