実績掲げる 海東 、行政経験の 西川 安曇川町票が勝敗を左右
◇湖西・高島
十八日告示(二十五日投開票)の高島市長選挙は、合併の総仕上げを目指す現職の海東英和氏(48)=無所属=と、長年の行政経験を掲げる新人の元市健康福祉部長、西川喜代治氏(60)=無所属=の一騎討ちで突入する。
選挙は、市北部(今津、マキノ)から支持拡大を図る西川氏を、新旭町を中心に市南部(新旭、高島、朽木)で強い海東氏が迎え撃つ構図。ただし、安曇川町ではほぼ互角で、同町の票の行方が選挙戦を左右する。
海東氏は昨年九月に二期目への意欲を示した。同年十一月から年末にかけては、小規模な対話集会を市内で四十カ所以上、このうちカギを握る安曇川町では重点的に二十数回開き、住民に財政再建への理解と協力を求めた。
また今月十日には、テレビ出演で知名度の高い政治学者、福岡政行氏を招いての決起大会を、藤樹の里文芸会館(安曇川町)で開催し、集まった支持者約六百五十人に若さと実績、行動力をアピールした。
山下文男・事務局長は「(対話集会などを通じて)市民との距離感をなくすことができた。ただ、現職という安心感から、陣営の上滑りに警戒したい」と気を引き締める。
一方の西川氏は、同級生を主体にした草の根選挙で挑む。
現職と比べ知名度の低い同氏は、出馬表明(昨年七月)に先立つ六月下旬から五か月かけてあいさつ回りを行い、一万五千世帯以上(全世帯の九割近く)に足を運んだ。
このほか企業訪問、地域行事にきめ細かく顔を出して浸透を図る。
また決起集会は昨年十一月から四町で開催した。新旭・安曇川・高島町で各二百人、出身の今津町で千二百人の支援者が駆け付けた。さらに告示までに集会を四か所で開いて気勢を上げ、選挙に臨む。
西川氏は「今の高島市政はあまりにもトップダウンで混乱している。現場を見て、話しを聞き、相談して納得できるまちづくりを訴え、現市政の批判票をしっかり受け止めたい」と意気込んでいる。





