栗東市議会、県案を賛成多数で同意
◇湖南・栗東市
栗東市の臨時議会が二十八日に開かれ、RD産廃処分場(栗東市小野)の有害物の流出を防止する県の対策工事について、同意する議案が賛成多数で可決された。
この対策工事は、処分場周辺を遮水(しゃすい)壁で囲い込み、汚染された地下水を汲み上げて現地で浄化するもの。
周辺の七自治会のうち五自治会は、同対策に対して「不同意」とし、同市調査委員会の粘土層修復案を支持する意見が多数を占める。
国松正一市長の「(県案で)やむを得ない」と容認する意見を受けて開会した議会は、「不同意する市民の声が圧倒的に多い中、県案を議決しようとするのは住民軽視だ」「早期対策は市民の願いだが、県案では将来の安全性が保障されていない」「遮水壁は必ず劣化する。市民の願いは粘土層による防止対策」と反発が相次いだ。
議長を除く市議十八人で行われた採決は、賛成=新政会(八人)・公明栗東(二人)の二会派、反対=栗東市民ネットワーク(三人)・共産党(三人)・栗東再生(二人)の三会派で、賛成多数で可決された。






