繁殖すれば食害の恐れ
◇湖西・高島市
高島市今津町内の内湖でこのほど、湖西漁業協同組合所属の漁業者によって北米原産の淡水魚アリゲーターガー=写真=が捕獲された。
大きさは全長七十九・三センチ、体長七十一・五センチ、体重三・六キロあった。県が集計を取り始めた平成六年以降、四例目の捕獲。このアリゲーターガーは、連絡を受けた県職員(水産試験場)に回収された。
北米原産のため県内でも越冬できる可能性があり、複数個体が琵琶湖や河川に放流されたり、繁殖した場合は在来魚が食害される危険性がある。
アリゲーターガーは現存する淡水魚の中では、ピラルクーと並び最大級の魚。全長は三メートルに達するものもある。小魚、エビなどの小動物を食べる。鋭い歯があり、扱いによっては噛みつくことがある。本来、北米のミシシッピー川流域に生息する魚であり、日本では観賞魚として流通している。
なお、この魚を天然水域に放流することは「ふるさと滋賀の野生動植物との共生に関する条例」と滋賀県漁業調整規則によって禁止されており、違反者は処罰の対象となる。






