県内で7例目
◇大津・大津市
先月二十九日午前十時頃、大津市池の里の住宅地で毒を持つセアカゴケグモ(特定外生物に指定)が見つかった。県内では七例目。東近江地域ではまだ確認されていない。
県自然環境保全課によると、同日、「セアカゴケグモらしいクモが庭のプランターの裏に潜んでいる」と住民から連絡があり、担当職員が現場で確認したという。
セアカゴケグモは熱帯、亜熱帯に生息するが、輸入資材にまぎれて平成七年十一月に大阪府内で初めて発見された。この後分布を広げ、県内では平成十七年十月に大津市内で初めて確認されたのをはじめ、彦根、長浜、多賀でも見つかっている。
成体のメスは体長七―十ミリで全体に黒色を帯び、腹部の背面中央に大きな赤色の模様が見られる。オスは四―五ミリで腹部が細く、触肢が丸くなっており、茶褐色。
生息場所は、▽日当たりがよく暖かい▽昆虫などエサがたくさんある▽巣をつくるのに適当なすき間がある―が条件。具体的には、花壇まわりのブロックのくぼみや穴、排水溝の側面やふたの裏、クーラーなどの室外機や自動販売機との壁のすき間など。
もともと攻撃性はなく、素手で触らなければかまれない。見つけたら、踏みつぶすか、市販の殺虫剤をかける。少量の毒をもっており、かまれた瞬間は針で刺されたような刺激があり、胸や腹部が痛くなることも。重症になれば、発熱、吐き気に襲われる。かまれた場合は、患部を清潔にし、すぐに医師の診察を受ける。子ども、高齢者は危険な状態になる場合があり、とくに注意が必要だ。






