地元の強み、弱みを抽出 ワークショップで議論
◇東近江
東近江市は、平成二十年度に策定委員会(十八人で構成)を設置して議論を深めている合併後初の「都市計画マスタープラン」を今年度末に策定するにあたり、計画案に広く地域住民の意見を反映するため、九日から「地域別まちづくり懇談会」をスタートした。
マスタープランは、概ね二十年後の将来像を見据え、今後十年間の土地利用の方針や道路、公園などの都市基盤づくりを具体的に示すもので、これまで四回の策定委員会を開催し、住民アンケートやまちづくりフォーラム等で市民の意見の集約も行い、計画案のまとめ作業に入る段階を迎えている。
「地区別まちづくり懇談会」は、市内十四地区を地域課題の共通性、住民の生活行動等を基本に永源寺(永源寺)、玉園(玉緒・御園)、繖(五個荘・能登川)、蒲生野(平田・市辺・蒲生)、湖東(湖東・愛東)、八日市(建部・八日市・中野・南部)の六地域に集約し、九月二十八日までにそれぞれの地域で二回ずつ、参加者が自由に意見や提言が述べられるワークショップ形式で開催する。
初日の九日午後七時半から永源寺地域産業振興会館(永源寺支所前)で、開かれた永源寺地域の懇談会には、自治会長、まちづくり協議会のメンバー、事務局を除く市職員ら合わせて十九人が参加した。
趣旨説明のあと、永源寺地域の「強み」と「弱み」を出し合う、話し合いに入り、「強み」では、「水、空気などがおいしく、緑が豊かな自然環境がある」、「地域内の人のコミュニケーションがとれている」、「災害や犯罪が少ない」などが挙げられた。反対に「弱み」では、「少子高齢化が他地域より進んでいる」、「限界集落の心配がある」、「公共交通が不便」など生活基盤の課題が取り上げられた。
市では、各地域でこうした生活実態から浮かび上がる行政課題を出来るだけマスタープラン案に盛り込み、計画案の完成度を上げたいとしている。






