日野町鎌掛・正法寺の「藤棚」を描いた大作 4月中旬からわたむきホール虹で展示予定
【日野】 きょう4月5日まで、町民会館わたむきホール虹の「わたむき美術鑑賞ギャラリー」で個展「光と影を求めて」を開いている植村博志さん(76)=甲賀市水口町=は1日、同個展で展示している日野町鎌掛・正法寺の「藤棚」を描いた大作「藤の絵」(160号、縦97センチメートル×横291センチメートル)を日野町に寄贈した。
甲賀市出身の植村さんは1969年に浪速短期大学(現大阪芸術大学短大部)デザイン美術科を卒業し、会社員として働きながら1991年に油絵を描き始め、2010年「第15回湖国を描く絵画展」で金賞を受賞。以降県美術展覧会において複数回特選や知事賞を受賞しており、現在は甲賀市内3カ所で絵画教室の指導も行っている。
今回寄贈されることになった「藤の絵」は、昨年3月に甲賀市で行われた個展の目玉として描き下ろされた作品で、絵に関連する日野町に寄贈したいと植村氏から申し出があり、今回日野町での個展にて展示を経て寄贈記念式典が行われる運びとなった。
植村さんは「個展の題目にもある通り、自分の作品では光と影を特に意識し、朝や夕方など一層それらが綺麗なときを描いている。藤の絵は80号2枚をつなぎ合わせ、今まで描いてきた作品のなかでも1番大きいものになった。藤の花だけでなく下の木の枝まであるところがこの場所の珍しいところで、こだわって描いた部分。これから多くの地元の方に見ていただければ私はもちろん絵も喜ぶかなと思う」と話していた。
堀江和博町長は「この度は本当に素晴らしい絵をご寄贈いただき、大変ありがたく光栄。植村さんは光を油絵で表現することに腐心されており、形にないものを見事に描き出されている。絵の素晴らしさを多くの人に感じてもらえたら」と感謝を述べた。
寄贈された「藤の絵」は4月中頃からわたむきホール虹の2階で展示される予定で、今後、鎌掛公民館での展示機会も設ける予定という。






