米原市内の山寺見学やパネルディス
◇湖北・米原市
第四回山寺サミットが十月三日、四日、米原市で開催される。各地域において特徴のある山寺を舞台に議論を展開してきたが、今年度は琵琶湖の周りに多くの山寺遺跡を抱える近江国全体を取り上げる。
中世山寺が山城に変容している事例が多く確認されているが、近江においてはこれが特に顕著で、また山寺と城郭の関係が多岐にわたっていることがわかってきた。
今回のサミットでは、地域の遺跡(国史跡京極氏遺跡)を活用して活発なまちづくりを進めている同市上平寺地区のイベントも絡めながら、山寺(城館)遺跡と地域・市民、行政との関わりについても発信していく。
第一日目は、正午から大原観音寺(米原市朝日)、長尾寺跡(米原市大久保)を見学し、午後三時から滋賀県文化財保護協会の大沼芳幸氏の講演会「湖と山寺ー天台薬師の池ぞかし」を国指定京極氏遺跡特別ステージで行う。午後五時からは同じ会場で「上平寺戦国浪漫のゆうべ」を開く。
第二日目は、午前九時半からシンポジウムを米原市近江公民館(米原市顔戸)で開く。NPO代表の中井均氏の講演「山岳寺院から城郭への変容―近江を中心として―」。続いて「清水寺と清水山城」「弥高寺と上平寺城」「金剛輪寺と百済寺」「観音正寺と観音寺城」「縄張りから見た山寺と山城」の報告が県内各地域の担当者からある。
最後にシンポジウム「新視点・山寺から山城へ 近江の戦国時代―」で小野正敏氏(国立歴民博)、仁木宏氏(大阪市大)のコーディネートにより、パネラーと講師、報告者が活発な意見を交わす。
問い合わせは主催の米原市教育委員会(TEL0749―52―1551)へ。
八月五日(必着)までに申し込む。受講は、無料。ただし、材料費等の実費は負担。






