驚く辰巳夫妻「来年も楽しみ」
◇東近江・五個荘
「毎年育てているけど、こんなことは初めて」と驚きを隠せず、自宅裏の家庭菜園へと案内する宮荘町の辰巳佳男さん(74)、一恵さん(71)夫妻が指さす先に、ひときわ目立つ「真っ白なゴーヤ」が二本ぶらさがっている。
葉が生い茂り、アーチ型になったゴーヤ棚には緑色の実が鈴なりに成っているが、五株植えたその一株の一節から突然、真っ白なゴーヤが二本出来たという。長さはそれぞれ約三十センチ、胴回り二十五センチで菜園愛好家の間で話題だ。
ゴーヤは独特の苦みと食感が特徴の夏野菜。疲労を回復させるビタミンCの含有量が非常に多く、体内でビタミンAに変わるカロテンやカリウム・カルシウム・マグネシウムなどのミネラルも豊富。
このため、健康に気遣う辰巳夫妻は、夏バテの特効薬としてゴーヤを五年前から栽培している。また、設計の仕事で沖縄を訪れることが多かった佳男さんは「チャンプルー以外の料理も知ってもらおう」と、グラウンドゴルフ仲間らに現地のゴーヤ料理をお裾分けしており、今年は苗の株数を増やして植えたところ、一株の一節から白い実が膨らんでいることに気が付いたという。
珍しいゴーヤの出現に辰巳夫妻は「普通のゴーヤと同じ味なのか気になりますが、ちょっと勇気がいりますね。しばらくは観賞用に置いておきます。来年も白い実が出来るといいですね」と笑い、種を残しておこう―と話していた。







