20日から東京で開催
◇湖東・愛荘町
滋賀県愛荘町、群馬県東吾妻町、徳島県藍住町の三町合同企画展「麻・藍・布」は、二十日から東京・渋谷の三木武夫記念館で開かれる。入場無料で、二十七日まで。
それぞれの町が育んできた近江上布の「高宮布」、上州の「岩島麻」(東吾妻町)、阿波の「藍染め」(藍住町)を一堂に展示するほか、会場では麻挽き(岩島麻保存会)、藍染め(藍住町歴史館「藍の館」)、苧積み(月ヶ瀬奈良晒保存会)、機織り(近江上布伝統産業会館)の実演と体験を催す。
今回出展の近江上布伝統産業会館は、麻職人伝統工芸士の育成に取り組み、数百年の歴史に培われた近江の麻をもっと身近に感じ、地域の誇りとして発信しながら、今後の可能性を探るための事業に取り組んでいる。
昭和三十年代から「近江上布」と呼ばれるようになった高宮布は、生平(きびら)と絣(かすり)に大別され、生平は座布団、夜具、帯、法衣などに、絣は夏用の和服などに用いられている。
会場には、これらの布を織る初期の天秤腰機(てんびんこしばた)、改良型の高機(たかはた)を設置し、原料となる大麻を手作業で績(う)み糸にするほか、麻布の「生平織り」の実演を行い、訪れた人に体験してもらう。






