南部地区で利用広がる
◇東近江
南部地区まちづくり協議会が、各家庭への普及に取り組んでいる「ダンボールコンポスト」の利用の輪が広がっている。
同協議会では、地区内の各家庭に参加を呼びかけて講習会を開催したり、誰でも簡単に作れる材料のセット販売(一セット千百円)を行っており、現在、使用している家庭は百五十世帯に増え、好評を得ているという。
同協議会が、推進しているダンボールコンポストは、荷造りなどに使う手頃な大きさの段ボールに園芸用土としても使われるピートモスともみ殻くん炭を一定の割合で入れ、毎日投入する生ゴミと一緒に撹拌するだけで自然発酵により堆肥が作り出されるもので、ダンボール一箱で一日五百~七百グラムの生ゴミを約三ヶ月間処理できる。
虫の発生を抑えれば、室内でも置け、生ゴミの減量化と堆肥づくりの一石二鳥の効果がある。
市では、ゴミの減量化につなげる施策として市販の生ゴミ処理機に補助金制度を設けているが、家電メーカーから販売されていた処理機が今年四月から相次いで市場から撤退していることや、電気で乾燥する処理機では、結局ゴミとして出されているケースが多く、補助金の効果が薄らいでいることから同協議会の取り組みに注目。来年度から市内全地区を対象に普及を図っていく計画を練っている。







