子どもの目線で見つけよう―
◇東近江・五個荘
自分たちが住んでいるまちを探り、これまで気が付かなかった不思議を発見する「金堂まち探検」がこのほど五個荘金堂町で行われた。
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている金堂地区。なぜ全国から大勢の観光客が訪れるのか、なぜ懐かしさを覚えて喜ばれるのか―。住んでいる町の歴史や生活環境を「不思議」に思うことで、まちの“宝”を発見するNPO法人金堂まちなみ保存会(西村寛理事長)主催のまち歩きワークショップ。地元の小学生や保護者、同保存会員をはじめ、ボランティアスタッフとして参加した滋賀県立大学生ら約四十人がまちなかを歩いた。
探検では、自治会館の改修前後を比較しながら、景観を損ねないよう工夫されている点などを聞き、実際に自分たちの目で見つける「金堂たんけんてちょう」に新たな発見を書き込んだ。このほか、近江商人屋敷の周辺を歩いて廻り、普段は通り過ぎてしまう川戸や格子窓、看板などをじっくりと観察。スタッフの説明を熱心に聞き、不思議に思ったことを訊ねていた。
町内から参加した山脇実久さん(小五)は「地元のことをもっと知りたくて参加しました。大学生のお兄さんやお姉さんと一緒に勉強できて楽しかったです」と話し、黒くなった探検手帳を大事に抱えた。
このあとの昼食では、火吹き棒を手におくどさんでもち米を蒸し、出来立ての杵突き餅をみんなでほおばった。








