湖南市出身・山中選手に県プロスポーツ大賞
◇大津
先月の世界ボクシング評議会(WBC)のバンダム級王座決定戦でチャンピオンとなった、湖南市出身の山中慎介選手(29)=東京・帝拳ジム=の功績を称える「滋賀県プロスポーツ特別賞」の表彰式がこのほど、県庁知事室で行われた。同賞は、山中選手が世界チャンピオンとなったのを受けて、特別に設けられたもの。
勝利の原動力は「自信」と地元の「応援」
黒のスーツに身を包んだ山中選手は、黄金に輝くチャンピオンベルトを携えて訪れた。嘉田由紀子知事はベルトを手渡されて感触を確かめ、「これからも存在感を高められて、滋賀県をPRしてください」とエールをおくった。
表彰の後の歓談では、山中選手が、元世界チャンピオンの辰吉丈一郎氏にあこがれて高校からボクシングを始めたことなどを話した。
精神的に厳しい時もあったが、「練習で培った自信と応援のおかげで最後までがんばれた」と振り返った。
また、父親の昭則さんは「みなさんが応援してくれたお陰。ありがたいことです」と感謝し、後援会長の谷口充さんも「チャンピオンになってくれて、明日は(自分が)どうなってもいいくらい嬉しい」と感激を語った。
これに先立って、地元の湖南市でも、新設された市民栄誉賞が山中選手におくられた。
山中選手は、湖南市下田の出身。日枝中学では野球部だったが、ボクシングを志して強豪の南京都高校、専修大学を経て、卒業後にプロへ転向。その後、平成十八年からの戦績は、十七戦十五勝(十一KО)無敗二分。先月六日の世界ボクシング評議会(WBC)のバンダム級王座決定戦では、クリスチャン・エスキベル(メキシコ)に十一回TKО勝ちを収めて、王座へ駆け上った。







